
Extageサブトラクションシステムは、自動で経時的差分画像を生成します。
システム構成を意識することなく、従来の方法で読影をすることが可能です。
< 画像の送受信方式の参考例 >
1、デジタルX線撮影装置からPACSサーバならびにExtageサブトラクションシステムへ撮影画像を送信します。
2、PACSサーバから過去画像を取得します。
3、経時差分画像を自動生成します。
4、PACSサーバへ経時差分画像を送信します。
5、現在画像、過去画像、経時差分画像を取得し、Viewerシステムで表示します。
・基幹サーバ(PACS、RIS)を活かした運用を想定しております。表示方法についてはViewerシステムの仕様に依存致します。
・送受信方法については他の方法もございますので別途お問合せ下さい。
Extageサブトラクションシステムで生成した差分画像は、以下の3種類の出力方法から選択できます。
@別検査として A現在検査の別シリーズとして B過去検査の別シリーズとして、
導入時にお打合せさせて頂きます。
経時的差分画像の生成には、三菱スペース・ソフトウエア社の「Truedia/XR経時的差分機能モジュール(※1)」を採用しています。
※1「Truedia」は三菱スペース・ソフトウエア株式会社の登録商標です。
読影される医師の負荷を軽減し、受診者への質の高いサービス提供が可能になります。
健診業務に最適なシステム構築を実施いたします。
モダリティから出力された画像を受信し、
ID番号をトリガーにPACSから過去画像を取得し、
自動的に差分画像を生成、送信します。
@ デジタルX線撮影装置より本日の検査を取り込む(現在画像)
A 取り込んだ画像の患者IDをキーにして既存PACSにQ/Rする。
・患者IDとモダリティで絞り込みPACSから検査リストを取得する。
・取得した検査リストより本日検査の直前の胸部正面画像を取得する。
B 差分処理を行い差分データを現在画像とともにPACSに転送する。
C 過去データが存在しないなど差分処理が行えなかった場合、エラーログを出力する。
CSV等のマッチングデータからID情報を一括取得し、
順次現在画像と過去画像を取得する。
差分画像を生成し自動で画像をPACSへ送信します
@転送完了後に健診リストから患者IDを取り込む。
A取り込んだ患者ID(健診者リスト)をキーにしてPACSにQ/Rする。
B差分処理を行い差分データをPACSに転送する。
C過去データが存在しないなど差分処理が行えなかった場合、エラーログを出力する。
タイプ | デスクトップ |
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CPU | インテル製Dual Core プロセッサ |
メモリ | 4GB |
HDD | 320GB 以上 |
モニター | 19インチカラー液晶モニター |
OS | Windoows 7 Professional |
【 薬事関連情報 】
一般的名称 :汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム
販売名 :画像診断ソフトウェア Extage
クラス分類 :管理医療機器(クラスII)
認証番号 :302AOBZX00003Z00