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複製トランスフォームは最後に実行した複製のオフセット、スケールおよび自由変形を記憶して、次の複製に適用します。図形を複製する度に直前の図形に対して記憶された設定（回転角度、位置、サイズ）を元に図形を重ね描きながら作成していくことができます。
Canvasドキュメント上に四角形を描き、その上に円を描く。 四角形と円を選択しプロパティーバーの[統合]で[前面を削除]を選び円の部分を削除する。
四角形（1：ブルー）を選択し複製する。（Ctrl+D、もしくは編集メニュー＞複製） 複製した四角形（2：オレンジ）を2回ゆっくりクリックして自由変形モードにし、右上コーナーの〇ハンドルをマウスでつかみ自由な角度に回転する。 複製トランスフォームを適用する。（Ctrl+Shift+D、もしくは編集メニュー＞複製トランスフォーム）
続けて複製トランスフォームを数回適用する。複製トランスフォームを適用する度に、直前の図形に対して一定の角度で回転がかかった、新たな図形が描かれる（複製される）。
今回の便りでは複製トランスフォームで一旦複製した図形の回転角度を記憶させた上で、重ね描いていく方法をご紹介しました。この機能はトランスフォームさせたい図形はまずは複製し（コピーはNG!）サイズ、位置、角度を設定した上で複製トランスフォームを適用する事が重要です。是非みなさんも試してみてください。今後も便利な機能やツールを定期的にご紹介していきます。これらの操作方法が少しでも皆さんのお役に立てればと思います。 今後ともどうぞ宜しくお願いします！
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