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Canvasではドロー系オブジェクトに不透明度や乗算を適用し重なったオブジェクトを透過させる効果を図る事が可能です。ここでは1つの長方形に不透明度、そしてもう1つの長方形には乗算を適用し透過効果を表現してみます。操作はいたって簡単です。
画像を1つドキュメント上に配置する。 ツールボックスの長方形ツールで画像の上に黒い塗りの長方形を1つ描く。 ツールボックスのテキストツールで長方形上に白い色のテキストを入力する。
テキスト上に黄色の長方形を1つ描く。
黒い長方形を選択し、プロパティーバーから不透明度を65%にして透過する。黄色い長方形を選択し、プロパティーバーのトランスファーモードから「乗算」を選ぶ。(不透明度は100%で維持) **「乗算」を選ぶと背面の色を前面のオブジェクトを通して透視することができます。
今回の便りでは不透明度ツールとトランスファーモードでドロー図形を透過して表示する方法をご紹介しました。この機能を使うと、ただのドロー図形に対してちょっとしたグラフィック効果をものすごく簡単に適用することができます。Canvasのドローイングテクニックとして誰もが簡単に使え大変重宝する機能です。是非、皆さんも試してみてください。今後も便利な機能やツールを定期的にご紹介していきます。これらの操作方法が少しでも皆さんのお役に立てればと思います。 今後ともどうぞ宜しくお願いします!
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